専門実践教育訓練の指定講座に579講座を指定～厚生労働省～

厚生労働省は９月24日、拡充された教育訓練給付（平成26年10月１日施行）の対象となる「専門実践教育訓練」の厚生労働大臣指定講座として、新たに579講座を指定した（８月18日に284講座指定済み。合計で863講座）。

指定された863講座（平成26年10月１日付指定講座）の訓練内容の内訳をみると、業務独占資格または名称独占資格の取得を訓練目標とする養成課程（介護福祉士、はり師、柔道整復師、美容師、看護師等）が450講座、専修学校の職業実践専門課程（商業実務、動物、情報等）が384講座、専門職学位課程（ビジネス、ＭＯＴ等）が29講座となっている。

拡充された教育訓練給付（専門実践教育訓練給付）は、厚生労働大臣が指定する教育訓練を受講し修了した場合に、教育訓練施設に支払った教育訓練経費の40％（１年間の上限32万円）が支給される。また、訓練の受講を修了した後、あらかじめ定められた資格等を取得し、受講修了日の翌日から１年以内に雇用保険の一般被保険者として就職した場合は、教育訓練経費の20％が追加支給される（合計の支給限度額は訓練期間が３年の場合は144万円、同２年の場合は96万円、同１年の場合は48万円）。

なお、次回（平成27年４月指定）の講座指定申請の受付は、来月１日から11月７日までの予定となっている。