インフォメーション

ニュース

高卒の就職内定率は56.1%、求人倍率は1.83倍に~27年9月末現在・厚生労働省まとめ~

厚生労働省は、来春の高校・中学新卒予定者の求人・求職・内定状況調査(平成27年9月末現在)の結果をまとめた。
 それによると、高校新卒者(選考・内定開始期日は平成27年9月16日以降)は、求人数が前年同期比15.2%増の約32万2000人、求職者数が同0.2%増の約17万7000人で、求人倍率は前年同期(1.59倍)を0.24ポイント上回る1.83倍となった。就職内定者数は前年同期比3.2%増の約9万9000人で、就職内定率は前年同期(54.4%)を1.7ポイント上回る56.1%となっている。男女別の就職内定率は、男子は前年同期(58.5%)を1.6ポイント上回る60.1%、女子は前年同期(48.7%)を1.7ポイント上回る50.4%となった。
 全国14ブロックごとの求人倍率をみると、すべての地域で1倍を上回っており、京浜(3.85倍)では3倍を超え、また、京阪神(2.29倍)と北陸(2.08倍)では2倍を超えている。
 また、中学新卒者(選考・内定開始期日は原則として平成28年1月1日以降)の求人数は前年同期比14.8%増の1006人、求職者数は同11.3%減の1156人となり、求人倍率は前年同期(0.67倍)を0.2ポイント上回る0.87倍となっている。