高校の就職内定率は93.6％、求人倍率は2.0倍～今春卒業予定者の28年１月末現在の状況～

厚生労働省は、平成27年度「高校・中学新卒者の求人・求職・内定状況」（平成28年１月末現在）をまとめた。
　それによると、高校新卒者（採用選考・内定開始期日は平成27年９月16日以降）は、求人数が前年同期比12.0％増の約35万人、求職者数が同0.8％増の約17万5000人で、求人倍率は前年同期を0.2ポイント上回る2.0倍となった。就職内定者数は約16万4000人（前年同期比1.7％増）で、就職内定率は前年同期を0.8ポイント上回る93.6％となっている。男女別の就職内定率は、男子は前年同期を0.4ポイント上回る94.5％、女子は前年同期を1.3ポイント上回る92.4％となっている。
　また、中学新卒者（採用選考・内定開始期日は原則として平成28年１月１日以降）の求人数は前年同期比4.9％増の1548人、求職者数は同7.4％減の880人となり、求人倍率は前年同期を0.21ポイント上回る1.76倍となっている。