調査・統計
育児休業の取得率は女性81.5%、男性2.65%~27年度・雇用均等基本調査結果~
2016.07.26
厚生労働省は「平成27年度雇用均等基本調査」の結果をまとめた。
それによると、女性の育児休業取得者割合(25年10月1日から26年9月30日までの
1年間に在職中に出産した女性のうち、27年10月1日までに育児休業を開始した者。
育児休業の申出をしている者を含む)は81.5%となっており、
26年度調査(86.6%)と比べ5.1ポイント低下している。
一方、男性の育児休業取得者割合(25年10月1日から26年9月30日までの1年間に
配偶者が出産した男性のうち、27年10月1日までに育児休業を開始した者。
育児休業の申出をしている者を含む)は2.65%となっており、
26年度調査(2.30%)と比べ0.35ポイント上昇し、初回調査(平成8年度)以来、過去最高となった。
また、管理職に占める女性の割合は、課長相当職以上(役員を含む)で11.9%
(平成25年度調査9.1%)となっており、役職別では、部長相当職5.8%(同4.9%)、
課長相当職8.4%(同6.9%)、係長相当職14.7%(同13.8%)となっている。
新たに管理職に就いた昇進者に占める女性の割合は、課長相当職以上(役員を含む)で12.4%となっており、
役職別では、部長相当職8.0%、課長相当職12.1%、係長相当職20.6%となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに飛びます)。