調査・統計
男性の育児休業取得率は9.5%で最高に~人事院が国家公務員の取得状況などを調査~
2016.09.20
人事院はこのほど、国家公務員(一般職)の育児休業の取得状況などを調べた、
「仕事と家庭の両立支援関係制度の利用状況調査(平成27年度)」結果を公表した。
育児休業の取得状況については、平成27年度に新たに育児休業を取得した国家公務員(常勤職員)は
2627人(男性651人、女性1976人)で、前年度に比べ総数では138人増加(男性259人増、女性121人減)した。
また27年度に育児休業をした期間がある常勤職員は5560人(男性741人、女性4819人)となっている。
常勤職員の育児休業取得率をみると、男性は9.5%、女性は100.0%となっており、
前年度(男性5.5%、女性99.3%)に比べ男性は4.0ポイント、女性0.7ポイントの増加となり、
男女ともに育児休業が制度化された平成4年度以降で最高となった。
なお、厚生労働省が今年7月に発表した「平成27年度雇用均等基本調査」では、民間企業の育児休業取得率は
男性2.65%、女性81.5%となっている。
詳しくはこちらまで(人事院のホームページに飛びます)。