調査・統計
非正規雇用が前年同期比54万人増の2025万人で過去最多に~労働力調査・詳細集計(28年7月~9月期)~
2016.11.18
総務省は、労働力調査の詳細集計(平成28年7月~9月期平均)をまとめた。
それによると、役員を除く雇用者5385万人のうち、正規の職員・従業員が3360万人(前年同期比31万人増)、
非正規の職員・従業員が2025万人(同54万人増)となっている。
非正規の職員・従業員は、この集計を開始した平成14年以降で最も多くなっている。
非正規の職員・従業員の内訳は、「パート・アルバイト」が1399万人(前年同期比48万人増)、
「派遣社員」が137万人(同4万人増)、「契約社員」が284万人(同1万人減)、「嘱託」が117万人(同1万人減)、
「その他」が89万人(同5万人増)となっている。
現職の雇用形態についた主な理由別非正規の職員・従業員の内訳を男女別でみると、
最も多いのは男女とも「自分の都合のよい時間に働きたいから」で、男性が148万人(男性全体の24.8%)、
女性が378万人(女性全体の28.9%)となっているが、2番目に多いのは、男性は、
「正規の職員・従業員の仕事がないから」で138万人(男性全体の23.2%)、
一方、女性は、「家計の補助・学費等を得たいから」で320万人(女性全体の24.5%)となっている。
詳しくはこちらまで(総務省のホームページに飛びます)。