調査・統計
正社員等労働者の雇用は22期連続で不足に~厚生労働省まとめ~
2016.12.14
厚生労働省がまとめた労働経済動向調査(平成28年11月)結果によると、正社員等労働者の過不足状況は、
平成23年8月以降22期連続して不足状況となっている。
調査結果によると、28年11月1日現在の労働者の過不足状況は、正社員等労働者を「不足」とする事業所割合が39%、
一方、「過剰」とする事業所割合が3%となっている。
この結果、正社員等労働者過不足判断指数(「不足」と回答した事業所の割合から「過剰」と回答した事業所の割合を
差し引いた値)はプラス36ポイントとなり、23年8月期から22期連続の不足超過となった。
これを産業別にみると、すべての業種で不足超過となっており、「医療、福祉」(プラス55ポイント)、
「運輸業、郵便業」(プラス46ポイント)での不足超過幅が特に大きい。
次に、雇用調整を実施した事業所の割合(28年7月~9月期実績)は、前期より1ポイント減少の27%となっている。
産業別では、「情報通信業」が35%と最も高く、次いで、「学術研究、専門・技術サービス業」32%、
「卸売業、小売業」31%、「不動産業、物品賃貸業」30%の順となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに飛びます)。