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代々木公園に約4万人が集結~第88回メーデー中央大会~
2017.04.30
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連合などが中心となって組織する第88回メーデー中央実行委員会が主催する「第88回メーデー中央大会」が
4月29日に東京・代々木公園で開催された。
今年は「今こそ底上げ、底支え、格差是正の実現を!」をスローガンに、組合員とその家族など約4万人が参加した。
まず挨拶に立った連合・神津里季生会長は、「時間外労働の上限規制はその時間まで働かせていいというものではない。
今まさに労働時間にかかわる新たな常識を作るチャンス。あらゆる場面で、組織内外へアピールしなければならない」
と訴えた。
続いて、来賓として挨拶に立った塩崎恭久厚生労働大臣は、「働き方改革実行計画は、働き方を変える歴史的な一歩。
職場の実態を良く知る労使で取り組みを進めるよう連合に期待する」と述べた。
また、メーデー中央大会を後援する東京都の小池百合子知事は「長時間働けば利益が上がる、長時間労働が美徳、
そんな時代は終わった」とした上で、「働き方改革のけん引役である連合に期待する」とエールを送った。
最後に挨拶に立った民進党の蓮舫代表は「政府は残業代ゼロ法案を成立させようとしている。民進党はこのような法案は
断固反対、廃案に追い込んでいく」とし、「民進党を支えてくれた連合に感謝しつつ、働く人の思いが届く政治をともに
実現したい」と話した。