職⻑・安全衛生責任者教育
建設工事現場における労働災害防止や安全衛生水準の確保のためには、関係請負人により選任される安全衛生責任者が、統括安全衛生責任者や他の請負人との作業間の連絡または調整などの職務を的確に遂行することが肝要です。安全衛生責任者は、労働安全衛生法第16条で一定の工事について選任が義務づけられており、「建設業に おける安全衛生責任者に対する安全衛生教育の推進」(平成12年3月28日 基発第179号)として、従来の職⻑教育に組み込まれています。
一方、現場で直接労働者を指揮する職⻑の労働災害防止に果たす役割はますます重要となってきています。従来より、職⻑の職務に就く者に対する教育については、事業者の責務として労働安全衛生法第60条により規定されているところですが、平成18年4月には改正労働安全衛生法により、危険性・有害性の調査及びその結果に基づく措置(リスクアセスメント)関係が、新たに職⻑・安全衛生責任者教育に追加されました。
当教育は、建設業労働災害防止協会の「CFT講座」修了講師が担当する、最新の法令に適応した教育です。全14時間の受講により「職⻑・安全衛生責任者」の資格が取得でき、修了証および修了手帳が発行されます。技能者、管理監督者の育成、安全衛生能力向上のため、貴社および貴社の関係業者を含め、多数の方が受講されます ようご案内申し上げます。