約55％の者が帰国後に就職または起業する～28年度・帰国技能実習生フォローアップ調査結果～

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厚生労働省は、平成28年度「帰国技能実習生フォローアップ調査」の結果をまとめた。
調査は、技能実習を修了して帰国した実習生について、帰国後の就職状況などについて行ったもの。
調査対象は、技能実習を修了した実習生（中国、ベトナム、フィリピン、インドネシア、タイの５ヵ国を選定）のうち、
平成28年７月から11月までの間に帰国（予定を含む）した１万8040名で、有効回答のあった3151名について集計している。
調査結果をみると、技能実習期間を通じて学んだことが「役に立った」とする者の割合は95.7％となっている。
具体的にどのようなことが役立ったかをみると（複数回答）、「修得した技能」が69.8％で最も高く、次いで、
「日本で貯めたお金」62.2％、「日本語能力の修得」60.1％、「日本での生活経験」57.4％の順となっている。　
次に、帰国後の就業状況についてみると、「雇用されて働いている」が28.7％と最も多く、次いで、「仕事を探している」28.6％、「起業している」14.2％、「雇用されて働くことが決まっている」12.4％、「何もしていない」5.7％の順と
なっており、約55％の者が仕事を得ている。また、仕事を得ている者の従事する仕事の内容は、「実習と同じ仕事」50.2％、
「実習と同種の仕事」20.3％、「実習と異なる仕事」18.9％となっている。
詳しくはこちらまで（厚生労働省のホームページに移動します）。