調査・統計
争議行為を伴う争議は3年ぶりに減少し66件~厚労省・28年労働争議統計調査結果~
2017.08.11
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厚生労働省は、平成28年「労働争議統計調査」の結果をまとめた。
それによると、28年の労働争議は、「総争議」の件数が391件、このうち、「争議行為を伴う争議」は66件となっており、
「総争議」は7年連続で減少し、比較可能な昭和32年以降で最少となり、また、「争議行為を伴う争議」は3年ぶりの減少
となった。
労働争議の種類別の件数は、「総争議」391件(前年425件)、「争議行為を伴う争議」66件(同86件)、
「争議行為を伴わない争議」325件(同339件)となっている。
総参加人員は、「総争議」が6万9533人(前年17万4043人)、「争議行為を伴う争議」が5万2415人(同7万6065人)、
「争議行為を伴わない争議」が1万7118人(同9万7978人)。
なお、「争議行為を伴う争議」の行為参加人員は1万5833人(前年2万3286人)となった。
「争議行為を伴う争議」について行為形態別の状況をみると、「半日以上の同盟罷業」が31件(前年39件)、
「半日未満の同盟罷業」が47件(同60件)。また、行為参加人員は、「半日以上の同盟罷業」が2383人(同1万2916人)、
「半日未満の同盟罷業」が1万3698人(同1万573人)となっている。
なお、「半日以上の同盟罷業」での労働損失日数は3190日(前年1万4606日)となった。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。