調査・統計
大卒の初任給5年連続で前年を上回り20万6700円~厚労省・30年の初任給調査結果~
2018.11.28
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厚生労働省は、平成30年「賃金構造基本統計調査(初任給)」の結果をまとめた。
この調査は、平成30年3月の新規学卒者を採用した常用労働者10人以上規模の民営事業所1万5155ヵ所の
初任給についてまとめたもの。
それによると、学歴別にみた初任給額は、すべての学歴で前年を上回っており、大学院修士課程修了23万8700円
(対前年比2.3%増)、大学卒20万6700円(同0.3%増)、高専・短大卒18万1400円(同1.2%増)、
高校卒16万5100円(同1.9%増)となっている。
大学院修士課程修了と高専・短大卒は6年連続、大学卒と高校卒は5年連続の増加となった。
男女別にみた学歴別初任給額は、男性は、大学院修士課程修了23万9900円(対前年比2.7%増)、大学卒21万100円
(同1.1%増)、高専・短大卒18万2900円(同1.3%増)、高校卒16万6600円(同1.5%増)。
一方、女性は、大学院修士課程修了23万4200円(対前年比0.8%増)、大学卒20万2600円(同0.7%減)、
高専・短大卒18万400円(同1.1%増)、高校卒16万2300円(同2.5%増)となっている。
また、企業規模別にみた初任給額(男女計)は、大学卒では、大企業(常用労働者1000人以上)21万500円
(前年21万1000円)、中企業(常用労働者100人~999人)20万4200円(前年20万2500円)、
小企業(常用労働者10人~99人)20万円(前年19万9600円)となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。