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オルトートルイジンによる膀胱がんを業務上疾病として明確化〜労政審・労規則改正案を妥当と答申〜



労働政策審議会(会長・樋口美雄独立行政法人労働政策研究・研修機構理事長)は3月11日、
昨年12月7日に厚生労働省から諮問されていた業務上疾病の範囲について列挙している
労働基準法施行規則別表第1の2に、「オルトートルイジンにさらされる業務による膀胱がん」を
追加規定することを内容とした「労働基準法施行規則の一部を改正する省令案要綱」について、
同審議会労働条件分科会労災保険部会(部会長・荒木尚志東京大学大学院法学政治学研究科教授)
で検討した結果、諮問案を妥当と認める答申を取りまとめ、根本厚労相に提出した。
今回の改正は、同省の「労働基準法施行規則第35条専門検討会」(座長・櫻井治彦慶應義塾大学名誉教授)
が昨年11月22日にまとめた報告書に基づくもの。
同省は、速やかに省令の改正を行い、来月上旬にも施行する予定。
詳しくは、こちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。