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調査・統計

法違反率、改善基準告示違反率ともに前年より低下~令和2年・自動車運転者使用事業場の監督指導結果~



厚生労働省は、自動車運転者を使用する事業場に対する令和2年の監督指導状況、送検状況を取りまとめた。
それによると、監督指導を行った3654事業場のうち、2957事業場に何らかの労働基準関係法令違反が認められた
(違反率80.9%)。
法違反率は前年(82.6%)と比べ1.7ポイントの低下となっている。
また、自動車運転者の労働時間等の改善のための基準(平成元年労働省告示第7号。通称・改善基準告示)の違反が
認められた事業場数は1882事業場となっている(違反率51.5%)。
改善基準告示違反率は前年(55.7%)と比べ4.2ポイントの低下。
業種別の法違反率は、トラック81.4%(前年82.9%)、バス69.2%(同76.8%)、ハイヤー・タクシー87.2%(同91.3%)
となっている。
また、業種別の改善基準告示違反率は、トラック56.2%(前年60.2%)、バス40.9%(同50.0%)、ハイヤー・タクシー28.0%
(同37.8%)となっている。 
次に、送検の状況をみると、労働基準関係法令違反により送検した件数は61件(前年46件)となっている。
業種別の送検件数は、トラック46件(前年38件)、バス4件(同1件)、ハイヤー・タクシー2件(同5件)となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。