アップ率は前年を1.08ポイント上回る3.00％に～経団連・2023年中小の賃上げ妥結結果～

経団連（十倉雅和会長）は８月10日、「2023年春季労使交渉・中小企業業種別妥結結果」
（最終集計）をまとめた。
調査対象は、従業員数500人未満の17業種754社で、妥結を把握している17業種381社のうち、
平均金額不明等のため集計から除外した14社を除く367社についてまとめている。
それによると、妥結額（加重平均）は8012円、アップ率は3.00％となっており、
前年（5036円、1.92％）と比べ、額で2976円、率で1.08ポイント上回った。
業種別にみた額・率では、額が最も高いのは、「その他製造業」の１万701円、次いで、
「土木・建設」9108円、「鉄鋼・非鉄金属」9023円、「機械金属」8841円の順となっている。
率が最も高いのは、「その他製造業」の3.70％、次いで、「土木・建設」3.42％、
「鉄鋼・非鉄金属」3.37％、「紙・パルプ」3.34％の順となっている。
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