調査・統計
死亡者数は前年同期比6.0%減少~厚労省・労働災害発生状況~
2023.12.18
厚生労働省は、令和5年における労働災害発生状況をまとめた
(1月~11月までの令和5年12月7日現在の速報値)。
それによると、労働災害による死亡者数609人となっており、
前年同期(648人)と比べ39人(6.0%)減少している。
業種別にみた死亡者数では、最も多いのは建設業の175人
(全体の28.7%)、次いで、第三次産業169人(同27.8%)、
製造業113人(同18.6%)、陸上貨物運送事業90人(同14.8%)
の順となっている。
第三次産業の内訳では、商業60人(第三次産業の中の35.5%)、
清掃・と畜29人(同17.2%)、警備業23人(同13.6%)などとなっている。
また、休業4日以上の死傷者数は11万780人となっており、前年同期と比べ2729人
(2.5%)増加している。
業種別にみた死傷者数では、最も多いのは第三次産業の5万6057人(全体の50.6%)、
次いで、製造業2万2525人(同20.3%)、陸上貨物運送事業1万3551人(同12.2%)、
建設業1万2094人(同10.9%)の順となっている。
第三次産業の内訳では、商業1万7573人(第三次産業の中の31.3%)、
保健衛生業1万4926人(同26.6%)、接客・娯楽7774人(同13.9%)、
清掃・と畜5605人(同10.0%)などとなっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。