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調査・統計

新規受給者数は前年度比約10万人増の77万7426人~令和4年度労災保険事業年報まとまる~


厚生労働省は、令和4年度労災保険事業年報をまとめた。
それによると、4年度末の適用事業場数は296万8456事業場(前年度比0.6%増)、
同適用労働者数は6145万5906人(同1.3%増)となった。
また、4年度の保険料徴収決定済額は9010億円で、前年度と比べて4.6%増となっている。
保険給付についてみると、支払額は7144億円で、前年度に比べ1.5%減となった。
給付種類別にみと、年金等給付が3242億円(前年度比2.7%減)、
療養補償給付が2414億円(同2.9%減)、休業補償給付が1017億円(同6.6%増)、
障害補償一時金が281億円(同5.1%減)、介護補償給付が79億円(同0.1%増)、
遺族補償一時金が78億円(同12.3%増)などとなっている。
令和4年度に新たに保険給付の支払を受けた者の数は77万7426人となっており、
前年度と比べ9万8822人(14.6%)増加した。
主な業種の新規受給者数は、製造業が13万1443人(前年度比3.4%増)、
建設事業が5万9385人(同3.4%増)、運輸業が4万9253人(同3.4%増)、
林業が2850人(同1.3%減)などとなっている。
また、4年度末の年金受給者数は18万8968人で、前年度末と比べ2.5%減となった。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。