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調査・統計

アップ率は前年を1.7ポイント上回る5.58%に~経団連・2024年の賃上げ回答状況~


経団連(十倉雅和会長)は5月20日、「2024年春季労使交渉・大手企業業種別回答状況
(了承・妥結含)」(第1回集計)をまとめた。
調査対象は、原則として東証一部上場、従業員数500人以上の22業種244社で、
回答を把握している21業種151社のうち、平均金額不明等のため集計から除外した
62社を除く89社についてまとめている。
それによると、回答・妥結額(加重平均)は1万9480円、アップ率は5.58%となっており、
前年(1万3122円、3.88%)と比べ、額で6358円、率で1.7ポイント上回っている。
業種別にみた額・率では、額が最も高いのは、「鉄鋼」の3万7528円、次いで、
「建設」3万1384円、「機械金属」2万2633円、「非鉄・金属」1万9445円
の順となっている。
アップ率が最も高いのは、「鉄鋼」の12.04%、次いで、「機械金属」6.85%、
「造船」6.07%、「非鉄・金属」6.02%の順となっている。
詳しくはこちらまで(PDFの表が開きます)。