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調査・統計

相談内容は「いじめ・嫌がらせ」が12年連続トップ~令和5年度・個別労働紛争解決制度施行状況~


厚生労働省は、令和5年度の個別労働紛争解決制度施行状況をまとめた。
それによると、全国379ヵ所の総合労働相談コーナーに寄せられた相談件数は
121万400件となっている。
このうち、民事上の個別労働紛争に関するものは26万6160件。
これを4年度と比べると、相談件数は3.0%の減少、民事上の個別労働紛争の
相談件数は2.2%の減少となっている。
民事上の個別労働紛争の相談内容の内訳は、いじめ・嫌がらせに関するものが
12年連続でトップとなり6万113件(全体の19.1%)、ほかでは、自己都合退職に
関するものが4万2472件(同13.5%)、解雇に関するものが3万2943件(同10.5%)
などとなっている。
また、同制度にかかる都道府県労働局長による助言・指導申出件数は8346件で
前年度と比べ4.5%の増加、紛争調整委員会によるあっせん申請件数は3687件で
同5.6%の増加となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。