労働安全衛生法-安全衛生

改訂版 化学物質管理者の実務必携

カテゴリー ー 労働安全衛生法-安全衛生
著者 後藤博俊
編者/編著者/編集
監修
発行
発行日 2024-10-2
判型/頁数 B5判/152頁
価格 1,760円(税抜価格1,600円)
送料 【1部 330円税込】
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ISBN 978-4-86788-055-5
備考
制作
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要約

 令和4年5月31日に公布された化学物質の自律的管理を目指すとされる厚生労働省令の改正は、
令和6年4月1日から化学物質管理者や保護具着用管理責任者の選任、皮膚等障害化学物質等に
対する不浸透性の保護手袋等の使用の義務、濃度基準設定物質に関わる措置等、同改正省令に
定められた規定のすべてが施行されました。
また、化学物質のリスクアセスメントの簡易なツールとして厚生労働省から公表され、広く
利用されているCREATE-SIMPLEは、令和6年2月に大幅なバージョンアップ(Ver.2→Ver.3)が
行われました。
改訂版では、これらの変更を踏まえて旧版の内容を改訂することとし、特にCREATE-SIMPLEは
バージョンアップされたVer.3に対応するとともに令和6年4月から施行された皮膚等障害化学
物質等に係る部分の見直しを行いました。

 

目次

第1章 化学物質管理者に関わる制度の概要
1.化学物質の自律的管理とは
2.化学物質管理者とは
3.化学物質管理者の職務の概要
4.化学物質管理者の選任およびその資格要件
5.化学物質管理者の安全衛生管理組織での位置づけは

第2章 ラベル表示・安全データシート(SDS)
1.ラベル表示
2.GHSラベル
3.SDSによる危険性・有害性の通知
4.ラベルでアクション

第3章 化学物質のリスクアセスメント
1.リスクアセスメントの実施対象となる事業場
2.リスクアセスメントの実施義務の対象物質
3.リスクアセスメントの実施の時期
4.リスクアセスメントの実施体制
5.リスクアセスメントの実施の流れ
6.危険性または有害性の特定
7.リスクの見積もり
8.リスク低減措置の検討

【コラム】 CREATE-SIMPLEによるリスクアセスメント

第4章 リスク低減措置(基本)
1.濃度基準値の考え方
2.化学物質の有害性に関わるリスク低減対策の検討の基本
3.化学物質の有害性に関わる労働者がばく露する程度が濃度基準値
またはばく露限界値以下かの確認
4.爆発・火災の危険性に対するリスク低減対策の検討
5.リスク低減対策を検討する場合の留意点

第5章 リスク低減措置(実用)
1.化学物質の危険性に対するリスク低減措置
2.化学物質の健康有害性に対するリスク低減措置

第6章 個人用保護具
1.保護具使用の原則
2.呼吸用保護具
3.化学防護手袋
4.保護めがね等
5.その他

第7章 労働災害が発生した場合の措置
1.化学物質の危険性による火災・爆発災害
2.化学物質の有害性による健康障害

第8章 記録の作成・周知・保存
1.作成すべき記録について
2.保存すべき記録と保存期間
3.リスクアセスメント結果の労働者への周知

第9章 安全衛生教育
1.災害発生の仕組み
2.化学物質管理における安全衛生教育の重点
3.化学物質管理者の職務としての安全衛生教育

【参考】 化学物質の自律的管理に関する法令のあらまし

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