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調査・統計

正社員等、パート労働者ともに「不足」とする事業所割合が引き続き多い~厚生労働省まとめ~


厚生労働省がまとめた労働経済動向調査(令和6年8月)結果によると、
労働者の過不足状況は、令和6年8月1日現在、正社員等労働者を「不足」とする
事業所割合が49%、一方、「過剰」とする事業所割合が3%となっている。
この結果、正社員等労働者過不足判断指数(「不足」と回答した事業所の割合から
「過剰」と回答した事業所の割合を差し引いた値)はプラス46ポイントの不足超過となった。
同じくパートタイム労働者については、「不足」とする事業所割合が32%、
「過剰」とする事業所割合が3%でプラス29ポイントの不足超過となった。
正社員等の過不足状況を産業別にみると、すべての業種で不足超過となっており、
「学術研究,専門・技術サービス業」(プラス60ポイント)、「医療,福祉」
(同プラス58ポイント)「建設業業」(同57ポイント)で人手不足感が高くなっている。
次に、雇用調整を実施した事業所の割合(令和6年4月~6月期実績)は、
前年同期と比べ4ポイント上昇し29%となっている。
産業別では、「建設業」(46%)、「運輸業,郵便業」(38%)、
「学術研究,専門・技術サービス業」(38%)「不動産業,物品賃貸業」(36%)で高くなっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。