技能検定「ロープ加工」と「塗料調色」は毎年実施で継続を～厚労省の検討会が報告書～

厚生労働省の「技能検定職種の統廃合等に関する検討会」
（座長・黒澤昌子政策研究大学院大学副学長）は11月26日、
報告書を公表した。
報告書は、技能検定「ロープ加工」および「塗料調色」の
２職種について、今後の方向性を提示している。
それによると、「ロープ加工」職種については、
６年間の平均受検申請者数が97人となり、
毎年実施の基準100人を下回ったものの、受検申請者数が
増加する可能性があるとして、関係業界団体が受検勧奨することなどにより、
受検者拡大を図っていくことを条件に、都道府県方式による
毎年実施の継続を認めることが適当とした。
また、「塗料調色」職種については、令和５年度の受検申請者数が85人となり、
令和４年度検討会において示した条件100人を下回ったものの、
潜在的な受検申請者が多い可能性があるとして、関係業界団体が
首都圏への受検会場設置や既存受検会場の定員制限緩和、
学科試験対策講習会の実施に取り組むなどにより、
受検者拡大を図っていくことを条件に、都道府県方式による
毎年実施の継続を認めることが適当としている。
詳しくはこちらまで（厚生労働省のホームページに移動します）。