調査・統計
死亡者数は前年同期比3.6%増加~厚労省・労働災害発生状況~
2024.12.24
厚生労働省は、令和6年1月~11月の労働災害発生状況をまとめた
(令和6年12月9日現在の速報値)。
それによると、労働災害による死亡者数631人となっており、
前年同期(609人)と比べ22人(3.6%)増加している。
業種別にみた死亡者数では、最も多いのは建設業の207人
(全体の32.8%)、次いで、第三次産業162人(同25.7%)、
製造業116人(同18.4%)、陸上貨物運送事業91人(同14.4%)
の順となっている。
第三次産業の内訳では、商業47人(第三次産業の中の29.0%)、
清掃・と畜43人(同26.5%)、警備業20人(同12.3%)などとなっている。
また、休業4日以上の死傷者数は11万3193人となっており、
前年同期と比べ2413人(2.2%)増加している。
業種別にみた死傷者数では、最も多いのは第三次産業の5万8224人
(全体の51.4%)、次いで、製造業2万2649人(同20.0%)、
陸上貨物運送事業1万3862人(同12.2%)、建設業1万1779人
(同10.4%)の順となっている。
第三次産業の内訳では、商業1万8122人(第三次産業の中の31.1%)、
保健衛生業1万5014人(同25.8%)、接客・娯楽8456人(同14.5%)、
清掃・と畜5990人(同10.3%)などとなっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。