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調査・統計

新規受給者数は前年度比約4000万人増の78万1432人~令和5年度労災保険事業年報まとまる~


厚生労働省は、令和5年度労災保険事業年報をまとめた。
それによると、5年度末の適用事業場数は297万2468事業場(前年度比0.1%増)、
同適用労働者数は6202万967人(同0.9%増)となった。
また、5年度の保険料徴収決定済額は9260億円で、前年度と比べて2.8%増となっている。
保険給付についてみると、支払額は7190億円で、前年度に比べ0.7%増となった。
給付種類別にみと、年金等給付が3197億円(前年度比1.4%減)、療養補償給付が2513億円
(同4.1%増)、休業補償給付が993億円(同2.4%減)、障害補償一時金が293億円
(同4.2%増)、遺族補償一時金が81億円(同3.9%増)、介護補償給付が78億円
(同0.6%減)などとなっている。
令和5年度に新たに保険給付の支払を受けた者の数は78万1432人となっており、
前年度と比べ4006人(0.5%)増加した。
主な業種の新規受給者数は、製造業が13万5425人(前年度比3.0%増)、
建設事業が6万1128人(同2.9%増)、運輸業が5万619人(同2.8%増)、
林業が2939人(同3.1%増)などとなっている。
また、5年度末の年金受給者数は18万4434人で、前年度末と比べ2.4%減となった。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。