社会的人事論 ―年功制、成果主義に続く第3のマネジメントへ―
カテゴリー | ビジネス・経営 ー マネジメント・人材管理 |
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著者 | 木谷 宏 |
編者/編著者/編集 | |
監修 | |
発行 | 労働調査会 |
発行日 | 2013-03-19 |
判型/頁数 | A5判/248頁 |
価格 | 2,200円(税抜価格2,000円) |
送料 | 【1部 330円税込】 ご注文の合計部数により料金を設定しています。詳細はこちらまで |
ISBN | 978-4-86319-324-6 |
備考 | 品切重版未定 |
制作 |
要約
従来の企業利益、経済的合理性を追求した経営戦略が行き詰まりを見せ、現在の社会環境の変化に対応した企業・人材・働き方が求められている。本書は、企業を単なる営利的存在ではなく、社会的存在として捉え、①経済・社会・環境のトリプル・ボトム・ラインによる企業経営、②働く人のプロフェッショナル人材化、③多様な働き方の実現――の3つを主軸に、新たな人事管理のフレームワークへの転換を提言する。
【目次】
はじめに~「社会的人事論」とは何か?
第1章 人事管理の過去、現在、未来
1 企業は人材をどのように管理してきたのか?
2 今日の人事管理の問題は何か?
3 日本における成果主義はなぜ失敗したのか?
コラム① 聖職としての人事
コラム② 経営者を蝕む5つの病
第2章 社会的存在としての企業
1 企業とはいったい何か?
2 企業の社会的責任(CSR)と人事はどのように関係するのか?
3 東日本大震災が人事に与えた影響とは何か?
コラム③ 柏の研究室にて
コラム④ 企業経営におけるボランティア活動の意義
第3章 小さなプロフェッショナルの育成
1 能力は正しく定義されているか?
2 日本企業は本当に人材開発に熱心だったのか?
3 小さなプロフェッショナルとは何か?
4 これからの採用はどのように変わっていくのか?
コラム⑤ 小さなプロフェッショナルに惹かれて
コラム⑥ 自己啓発はすでに脇役ではない
第4章 多様な働き方の実現
1 ワーク・ライフ・バランスの本質とは何か?
2 ポジティブ・アクションを機能させるにはどうすればよいか?
3 ダイバーシティ・マネジメントは正しく理解されているのか?
4 組織や人はなぜ多様性を拒むのか?
コラム⑦ シアトルのオフィスにて
コラム⑧ 第3の報酬としての時間
第5章 新たな時代の人事管理
1 短時間正社員とは何か?
2 目標管理制度は本当に企業業績に結びつくのか?
3 なぜ働く人々のモチベーションは上がらないのか?
4 本当に成功した人事改革は存在するのか?
コラム⑨ 明日の人事を読み解く名著
さいごに ~ 新たな社会のために個人、企業、国がなすべきことは何か?