改訂 君たちが働き始める前に知っておいてほしいこと
カテゴリー | ー 労働関係法・法制度 |
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著者 | |
編者/編著者/編集 | 神戸大学教授 大内 伸哉 著 |
監修 | |
発行 | 労働調査会 |
発行日 | 2011-08-25 |
判型/頁数 | A5判/104頁 |
価格 | 880円(税抜価格800円) |
送料 | 【1部 330円税込】 ご注文の合計部数により料金を設定しています。詳細はこちらまで |
ISBN | 978-4-86319-184-6 |
備考 | |
制作 |
要約
本書は、新たに『働くという経験を始めようとしている人』、あるいはそういう経験を『始めたばかりの人』を想定し、働くことに関する法的なルールをできるだけわかりやすく解説。そのポイントは大きく2点。「初心者」が知っておいたほうが良いと思われる最も重要な事項をピックアップしまとめている。そして、法律のことについて何も予備知識がなくても、すんなり読み通すことができるように書かれている。 例えば、都道府県ごとに決められている最低賃金(時給)。今もらっている時給はその額を上回っているか? 働く時間にはどういう決まりがあるのか? 仕事中にケガをした時は?・・・など、最低限知っておいたほうがいい労働基準法の20カ条をケースごとにイラストと文章で丁寧に解説。特に“セクハラ”“パワハラ”などの対処などわかりづらい項目では、会話調の説明を採用して解説している。
【目次】
1話 はじめに
―法律は働く人の味方―
2話 労働者って?
―働く人の権利と労働基準法―
3話 給料の額にはどういう決まりがあるの?
―最低賃金制度―
4話 給料のもらい方にもルールがあるの?
―給料の支払い方に関する原則―
5話 もしも会社の経営が破綻したら?
―君たちを守るセーフティ・ネット―
6話 働く時間のルールってどうなっているの?
―労働時間・休憩の決まり―
7話 未成年には特別なルールがあるの?
―未成年者の保護―
8話 仕事中にケガをしたら?
―労災保険制度による補償―
9話 職場で嫌がらせをされたら?
―「セクハラ」、「パワハラ」からの保護―
10話 会社を辞めるときに罰金を要求されたら?
―労働者の人権と保護―
11話 給料や仕事内容が事前の話と違ったら?
―労働条件明示の義務―
12話 もしも突然「給料を下げる」と言われたら?
―労働条件の不利益変更―
13話 これまでと違う仕事を命じられたら?
―配転をめぐる法的ルール―
14話 自分の会社の不正を知ったら?
―内部告発をめぐる取扱い―
15話 働く女性のための特別なルールってあるの?
―母性の保護―
16話 会社で不始末をしでかしたときの処分は?
―さまざまな懲戒処分―
17話 会社を辞めるとき、辞めさせられるときって?
―契約の解消をめぐって―
18話 派遣の働き方って、正社員とどう違うの?
―人材派遣の仕組み―
19話 職場のトラブルはどこに相談すればいいの?
―労働者の権利と実現―
20話 労働組合ってどういうもの?
―労働者自身の手で権利を守る―
● 都道府県労働局一覧
● 参考法律:労働基準法、労働契約法、民法、憲法、労働組合法、
男女雇用機会均等法、労働者派遣法
労働条件通知書(記載例)