送検理由に学ぶ 安衛法の理解 ―労働安全衛生コンプライアンス・CSR対策の決め手
カテゴリー | ー 安全衛生-シリーズ |
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著者 | 労働安全・衛生コンサルタント 黒崎 由行/労働安全コンサルタント・技術士 鈴木 剛 |
編者/編著者/編集 | |
監修 | |
発行 | 労働調査会 |
発行日 | 2013-12-20 |
判型/頁数 | B5判/208頁 |
価格 | 1,650円(税抜価格1,500円) |
送料 | 【1部 330円税込】 ご注文の合計部数により料金を設定しています。詳細はこちらまで |
ISBN | 978-4-86319-394-9 |
備考 | |
制作 |
要約
ひとたび重篤な労働災害が発生すると、そこには労働安全衛生法に対する何らかの落ち度があり、事業者はその責を負うこととなる。本書は、広範で詳細に規定がなされ、難解で理解しにくい安衛法の法令要求事項を、実際に発生した労働災害や書類送検の事例から学べるように編集した。「何をしたから送検されたのか?」「何をしなかったから送検されたのか?」がよく理解できる。コンプライアンス(法令順守)やCSR(企業の社会的責任)との関係からも安全衛生管理の重要性を解説。
【目次】
第1章 労働安全衛生マネジメントとコンプライアンス
1.労働安全衛生リスク
2.CSR(企業の社会的責任)
3.コンプライアンスとは
4.労働安全衛生マネジメントシステムとコンプライアンス
5.リスクアセスメントとコンプライアンス
第2章 労働災害と法的責任
1.業務上過失致死傷罪と労働安全衛生法違反
2.刑事手続きの流れ
3.民事上の責任
第3章 労働災害・送検事例に学ぶ労働安全衛生法
1.本章の目的と注意事項
2.労働安全衛生法のポイント
3.解釈例規について
4.略語の説明
Ⅰ 通則
1.安全衛生管理体制
2.労働者の危険又は健康障害を防止するための措置
3.機械等並びに危険物及び有害物に関する規制
4.労働者の就業に当たつての措置
5.健康の保持増進のための措置
6.監督等
Ⅱ 安全基準
1.機械による危険の防止
2.荷役運搬機械等
3.建設機械等
4.爆発、火災等の防止
5.電気による危険の防止
6.掘削作業等における危険の防止
7.荷役作業等における危険の防止
8-1.伐木作業等における危険の防止
8-2.建築物等の鉄骨の組立て等の作業における危険の防止
8-3.木造建築物の組立て等の作業における危険の防止
8-4.コンクリート造の工作物の解体等の作業における危険の防止
9.墜落、飛来崩壊等による危険の防止
10.通路、足場等
Ⅲ 衛生基準
1.有害な作業環境
2.保護具等
Ⅳ 特別規則関係
[1]有機溶剤中毒予防規則
[2]特定化学物質障害予防規則
[3]酸素欠乏症等防止規則
[4]クレーン等安全規則
[5]ボイラー及び圧力容器安全規則
[6]電離放射線障害防止規則
[7]石綿障害予防規則