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24年4月~11月の労災保険給付の支払状況

~前年同期比1.7%増の5040億円~

厚生労働省は、平成24年度の労災保険事業の保険給付支払状況(24年11月末現在。速報値)をまとめた。それによると、24年4月~11月における保険給付支払額は5040億1360万4000円となっており、前年同期と比べて1.7%増加している。

保険給付支払額を給付種類別にみると、最も多いのは年金等給付の2555億685万6000円(全体の50.7%)、次いで、療養補償給付1462億5321万円(同29.0%)、休業補償給付691億637万6000円(同13.7%)、障害補償一時金214億5036万7000円(同4.3%)などの順となっている。

また、業種別にみた保険給付支払額では、最も多いのは建設事業の1522億3443万5000円(全体の30.2%)、次いで、その他の事業1301億9275万8000円(同25.8%)、製造業1285億2782万7000円(同25.5%)となっており、これら3業種で全体の8割以上を占めている。