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24年の実質賃金は前年比0.6%減で2年連続の減少

~厚生労働省調べ~

厚生労働省の「毎月勤労統計調査」の平成24年分結果速報によると、24年の平均月間現金給与総額は前年比0.6%減の31万4236円となり、2年連続して減少した。現金給与総額のうち、決まって支給する給与は前年と同水準の26万1650円、このうち所定内給与は0.1%減の24万2887円、所定外給与は2.4%増の1万8763円、特別に支払われた給与は3.1%減の5万2586円となっている。また、実質賃金は前年比0.6%減となり、2年連続して減少した。

次に、労働時間についてみると、平均月間総実労働時間は前年比0.5%増の147.1時間で、2年ぶりの増加となった。このうち所定内は0.5%増の136.7時間、所定外は0.5%増の10.4時間となっている。年間総実労働時間(年平均の月間総実労働時間を12倍して小数点以下第1位を四捨五入)は前年より18時間増加して1765時間となっている。