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平成24年1月~12月の死亡災害発生状況

~前年同期比7.5%増加~

厚生労働省が平成25年1月7日現在でまとめた平成24年1月~12月に発生した労働災害による死亡者数(速報値)は、全産業で1008人となっており、前年同期(東日本大震災を直接の原因とする死亡災害を除いた速報値)と比べ70人(7.5%)増加している。

業種別にみた死亡者数では、最も多いのは建設業の354人(全体の35.1%)、次いで、製造業186人(同18.5%)、陸上貨物運送業122人(同12.1%)などの順となっている。また、「その他の業種」(289人)の中では、商業が97人(「その他の業種」の中の33.6%)、清掃・と畜業が45人(同15.6%)で比較的多くなっている。

平成24年における死亡災害発生状況(速報値)(平成25年1月7日現在)

業種 平成24年(1月~12月) 平成23年(1月~12月) 対23年比較
死亡者数(人) 構成比(%) 死亡者数(人) 構成比(%) 増減数(人) 増減率(%)
全産業 1,008 100.0 938 100.0 70 7.5
製造業 186 18.5 170 18.1 16 9.4
鉱業 5 0.5 10 1.1 -5 -50.0
建設業 354 35.1 322 34.3 32 9.9
交通運輸業 13 1.3 17 1.8 -4 -23.5
陸上貨物運送業 122 12.1 112 11.9 10 8.9
港湾荷役業 5 0.5 9 1.0 -4 -44.4
林業 34 3.4 36 3.8 -2 -5.6
その他 289 28.7 262 27.9 27 10.3

※平成23年の数値は東日本大震災を直接の原因とする死亡災害1208名を除いている。