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家内労働者数は前年比3.3%減の12万4400人
2013.02.15
~厚生労働省まとめ~
厚生労働省がまとめた家内労働に関する調査結果によれば、平成24年10月1日現在の家内労働者数は12万4433人で、前年(12万8709人)と比べて4276人(3.3%)減少していることが分かった。
いわゆる“内職”的な仕事に従事している家内労働者は、昭和45~48年頃は約180万人いたが、その後減少が続き、平成18年には20万人を下回るまで減少し、その後も減り続けている。家内労働者を男女別にみると、女性が11万2231人で9割以上を占め、男性は1万2202人となっている。
業種別にみた家内労働者数は、衣服の縫製などの「繊維工業」が3万8265人(家内労働者総数の30.8%)と最も多く、次いで、人形、造花、漆器などの「その他(雑貨等)」が2万6067人(同20.9%)、自動車用部品カプラー差しなどの「電気機械器具製造業」が1万4706人(同11.8%)の順で、これら3業種で全体の63.4%を占めている。
また、家内労働者に仕事を発注する委託者の数は、24年10月1日現在9499で、前年(9862)と比べ363(3.7%)減少している。