インフォメーション

ニュース

ニートの就労支援を全国149ヵ所で実施

~厚労省・25年度「地域若者サポステ事業」~

厚生労働省は、ニートなどの若者の職業的自立を支援する「地域若者サポートステーション事業」の平成25年度の実施団体の選定を行い、25年4月から149ヵ所で同事業を実施することになった。

同事業は、厚生労働省と地方自治体が協働し、働くことに悩みを抱えるニート(15~34歳の若者で、仕事に就いておらず、家事も通学もしていない者)などの若者の職業的自立を目指し包括的に支援するもの。企画競争によって選定したNPO法人などに事業を委託し、「地域サポートステーション」(愛称:サポステ)を設置し、キャリア・コンサルタントなどによる専門的な相談、自立に向けた支援プログラムの実施、協力企業による就労体験など、就労に向けた多様な支援を提供している。

事業期間は1年で、25年度は前年度より33ヵ所多い149ヵ所(うち新規実施が38)が選定された。同省では、今年度さらに11ヵ所の追加募集を予定している。

なお、総務省の労働力調査によると、ニートの数は平成24年で約63万人となっている。