民営職業紹介の新規求職申込は約443万件

～厚労省・23年度職業紹介事業報告～

厚生労働省がまとめた平成23年度の「職業紹介事業報告書」の集計結果によると、民営職業紹介事業所の新規求職申込件数は有料職業紹介事業と無料職業紹介事業の全体で約443万件となっており、前年度（約444万件）と比べ0.4％減少している。

それによると、有料職業紹介事業の新規求職申込件数は422万6152件で、前年度の422万6762件と比べわずかに減少している。一方、無料職業紹介事業の新規求職申込件数は19万9359件で、前年度の21万5251件と比べ7.4％の減少となっている。

次に、求人の状況をみると、常用求人数は全体で291万9469人となっており、前年度の249万109人と比べ17.2％の増加となっている。そのうち、有料職業紹介事業の常用求人数は243万5751人で、前年度の205万8934人と比べ18.3％の増加となった。一方、無料職業紹介事業の常用求人数は48万3718人で、前年度の43万1175人と比べ12.2％の増加となっている。