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死亡者数は前年より69人増加し1093人
2013.05.31
~平成24年の労働災害発生状況~
厚生労働省がまとめた平成24年の労働災害発生状況にとると、昨年1年間の労働災害による死亡者数は1093人となっており、前年(東日本大震災を直接の原因とする死亡者を除いた数)と比べ69人(6.7%)の増加となった。
死亡者数を業種別にみると、最も多いのは建設業の367人(全体の33.6%)、次いで、製造業199人(同18.2%)、陸上貨物運送事業134人(同12.3%)などとなっている。また、「その他」(332人)の中では、商業が117人(「その他」の中の35.2%)、清掃・と畜業が47人(同14.2%)で比較的多くなっている。
次に、死傷災害についてみると、休業4日以上の死傷者数は11万9576人となっており、前年(東日本大震災を直接の原因とする災害を除く)と比べ1618人(1.4%)の増加となった(24年より労働者死傷病報告に基づく死傷者数を用いており、前年との比較では、23年も労働者死傷病報告に基づく死傷者数11万7958人を用い比較している)。業種別にみると、最も多いのは製造業の2万8291人(全体の23.7%)、次いで、建設業1万7073人(同14.3%)、陸上貨物運送事業1万3834人(同11.6%)などとなっている。
業種 | 平成24年(1月~12月) | 平成23年(1月~12月) | 対23年比較 | |||
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死亡者数(人) | 構成比(%) | 死亡者数(人) | 構成比(%) | 増減数(人) | 増減率(%) | |
全産業 | 1,093 | 100.0 | 1,024 | 100.0 | 69 | 6.7 |
製造業 | 199 | 18.2 | 182 | 17.8 | 17 | 9.3 |
鉱業 | 6 | 0.5 | 11 | 1.1 | -5 | -45.5 |
建設業 | 367 | 33.6 | 342 | 33.4 | 25 | 7.3 |
交通運輸業 | 13 | 1.2 | 17 | 1.7 | -4 | -23.5 |
陸上貨物運送業 | 134 | 12.3 | 129 | 12.6 | 5 | 3.9 |
港湾荷役業 | 5 | 0.5 | 10 | 1.0 | -5 | -50.0 |
林業 | 37 | 3.4 | 38 | 3.7 | -1 | -2.6 |
その他 | 332 | 30.4 | 295 | 28.8 | 37 | 12.5 |
※平成23年の数値は東日本大震災を直接の原因とする死亡災害1314名を除いている。