インフォメーション

ニュース

大卒の初任給2年連続で前年を下回る19万8000円

~厚労省・25年の初任給調査結果~

厚生労働省がまとめた平成25年の初任給に関する調査結果によると、今春の新規大学卒業者の初任給は、男女計で19万8000円となっており、2年連続して前年を下回った。

この調査は、平成25年3月の新規学卒者を採用した常用労働者10人以上規模の民営事業所約1万4300ヵ所の初任給についてまとめたもの。

それによると、学歴別にみた初任給額は、男女計では、大学院修士課程修了22万8100円(対前年比0.9%増加)、大学卒19万8000円(同0.8%減少)、高専・短大卒17万2200円(同1.2%増加)、高校卒15万6000円(同1.2%減少)となっている。

男女別では、男性は、大学院修士課程修了22万7600円(対前年比0.9%増加)、大学卒20万200円(同0.8%減少)、高専・短大 卒17万4200円(同0.7%増加)、高校卒15万8800円(同0.8%減少)、一方、女性は、大学院修士課程修了23万円(同0.7%増加)、大学 卒19万5100円(同0.7%減少)、高専・短大卒17万1200円(同1.7%増加)、高校卒15万1300円(同1.5%減少)となっている。

また、企業規模別にみた初任給額(男女計)は、大学卒では、大企業(常用労働者1000人以上)20万2500円(前年20万2200 円)、中企業(常用労働者100人~999人)19万7000円(前年19万8200円)、小企業(常用労働者10人~99人)19万円(前年19万 6500円)となっている。