25年４月～26年１月の労災保険給付の支払状況～前年同期比1.4％減の6205億円～

厚生労働省は、平成25年度の労災保険事業の保険給付支払状況をまとめた（26年１月末現在。速報値）。それによると、25年４月～26年１月における保険給付支払額は6204億6673万円となっており、前年同期と比べて1.4％減少している。

保険給付支払額を給付種類別にみると、最も多いのは年金等給付の3138億2563万円（全体の50.6％）、次いで、療養補償給付1823億2731万円（同29.4％）、休業補償給付839億2693万円（同13.5％）、障害補償一時金269億1496万円（同4.3％）などの順となっている。
また、業種別にみた保険給付支払額では、最も多いのは建設事業の1874億7922万円（全体の30.2％）、次いで、その他の事業1630億5123万円（同26.3％）、製造業1588億1652万円（同25.1％）の順となっており、これら３業種で全体の８割以上を占めている。