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死亡者数は前年より63人減少し1030人~平成25年の労働災害発生状況~
2014.05.23
厚生労働省がまとめた平成25年の労働災害発生状況にとると、昨年1年間の労働災害による死亡者数は1030人となっており、前年(1093人)と比べ63人(5.8%)の減少となった。
死亡者数を業種別にみると、最も多いのは建設業の342人(全体の33.2%)、次いで、第三次産業282人(同27.4%)、製造業201人(同19.5%)、陸上貨物運送事業107人(同10.4%)の順となっている。
次に、死傷災害(死亡災害及び休業4日以上の災害)についてみると、死傷者数は11万8157人となっており、 前年(11万9576人)と比べ1419人(1.2%)の減少となった。業種別にみると、最も多いのは第三次産業の5万1420人(全体の43.5%)、次いで、製造業2万7077人(同22.9%)、建設業1万7189人(同14.5%)、陸上貨物運送事業1万4190人(同12.0%)の順となっている。
なお、死亡者数は2年ぶりの減少、、死傷者数は4年ぶりの減少となっている。
業種 | 平成25年 | 平成24年 | 対24年比較 | |||
死亡者数(人) | 構成比(%) | 死亡者数(人) | 構成比(%) | 増減数(人) | 増減率(%) | |
全産業 | 1,030 | 100.0 | 1,093 | 100.0 | -63 | -5.8 |
製造業 | 201 | 19.5 | 199 | 18.2 | 2 | 1.0 |
鉱業 | 8 | 0.8 | 6 | 0.5 | 2 | 33.3 |
建設業 | 342 | 33.2 | 367 | 33.6 | -25 | -6.8 |
交通運輸業 | 16 | 1.6 | 13 | 1.2 | 3 | 23.1 |
陸上貨物運送事業 | 107 | 10.4 | 134 | 12.3 | -27 | -20.1 |
港湾運送業 | 6 | 0.6 | 5 | 0.5 | 1 | 20.0 |
林業 | 39 | 3.8 | 37 | 3.4 | 2 | 5.4 |
農業、畜産・水産業 | 29 | 2.8 | 35 | 3.2 | -6 | -17.1 |
第三次産業 | 282 | 27.4 | 297 | 27.2 | -15 | -5.1 |