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信用金庫業と鋳造業の職業能力評価基準が完成~厚生労働省~
2014.06.06
厚生労働省は、職業能力が適正に評価される社会基盤づくりとして、能力評価の“ものさし”となる職業能力評価基準の策定を進めている。職業能力評価基準は、従業員が発揮することを期待される仕事上の成果につながる行動とそのために必要な技術・技能、知識について、担当者から組織・部門の責任者まで4つのレベルを設定し、業種別、職種・職務別に整理・体系化したもの。
これまで、業種横断的な経理・人事等の事務系9職種、ホテル業、自動車製造業、外食産業など50業種のものを作成しているが、このほど新たに、信用金庫業と鋳造業のものが完成した。
信用金庫業の職業能力評価基準は、顧客(事業所、個人)と接する機会の多い「営業店」及び「営業店」と密接な関わりがある本部の「営業統括」、「地域活性化支援」の職種8職種(9職務)について作成している。また、鋳造業の職業能力評価基準は、鋳造の過程に沿って必要とされる溶解、熱処理、表面処理、検査など11職種(21職務)について作成している。
なお、職業能力評価基準についての問合せは、中央職業能力開発協会(担当直通電話・03-6758-2881)まで。