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争議行為を伴う争議は2年ぶりに減少し71件~厚労省・25年労働争議統計調査結果~

厚生労働省は、平成25年「労働争議統計調査」の結果をまとめた。それによると、25年の労働争議は、「総争議」の件数が507件、このうち、「争議行為を伴う争議」は71件となっており、「総争議」は4年連続で減少し、比較可能な昭和32年以降で最少となり、また、「争議行為を伴う争議」は2年ぶりに減少した。

労働争議の種類別の件数は、「総争議」507件(前年596件)、「争議行為を伴う争議」71件(同79件)、「争議行為を伴わない争議」436件(同517件)となっている。総参加人員は、「総争議」が12万8387人(前年12万5992人)、「争議行為を伴う争議」が5万2350人(同5万190人)、「争議行為を伴わない争議」が7万6037人(同7万5802人)となっている。なお、「争議行為を伴う争議」の行為参加人員は1万2910人(前年1万2361人)となっている。

「争議行為を伴う争議」について行為形態別の状況をみると、「半日以上の同盟罷業」が31件(前年38件)、「半日未満の同盟罷業」が49件(同52件)、また、行為参加人員は、「半日以上の同盟罷業」が1683人(同1233人)、「半日未満の同盟罷業」が1万1359人(同1万1284人)となっている。なお、「半日以上の同盟罷業」での労働損失日数は7035日(前年3839日)となっている。