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一般中退共の新規加入件数は1万1562件

独立行政法人勤労者退職金共済機構(額賀信理事長)は、中小企業退職金共済制度の平成24年度の新規加入状況などについてまとめた。

それによると、24年度の新規加入者数は、一般の中退共制度が共済契約者数1万1562件(対前年度比23.3%減)、被共済者数32万1508人(同27.4%減)となっている。また、特定業種退職金共済制度の新規加入者数は、建設業が共済契約者数5260件(対前年度比2.8%増)、被共済者数12万470人(同7.1%増)、清酒製造業が共済契約者数0件(前年度2件)、被共済者数144人(対前年度比2.7%減)、林業が共済契約者数56件(同15.2%減)、被共済者数1873人(同17.6%減)となっている。

なお、24年度末の在籍状況は、一般の中退共制度は、共済契約者数36万3569件(対前年度比3079件減少)、被共済者数323万8587人(同9324人減少)、特定業種退職金共済制度では、建設業が共済契約者数17万3439件(同4521件減少)、被共済者数295万347人(同4万8075人増加)、清酒製造業が共済契約者数2387件(同32件減少)、被共済者数1万5909人(同86人減少)、林業が共済契約者数3285件(同37件減少)、被共済者数4万12人(同420人減少)となっている。

この調整係数が「第一種調整率」といわれるもので、一般の事業にあっては100分の67と定められている(労働保険徴収法施行規則第19条の2)。そして、今回新たに、船舶所有者の事業に係る第一種調整率として100分の35が定められることになった。

同省は、近く改正省令を公布し、平成26年4月1日から施行することとしている。