５人未満の事業所の月給は前年比0.8％増の19万474円

～厚労省・25年毎勤統計特別調査結果～

厚生労働省は、平成25年「毎月勤労統計調査特別調査」の結果をまとめた。

この調査は、同省が年１回、規模１～４人の事業所を対象に７月分の賃金、労働時間などについて実施しているもの。

調査結果によると、平成25年７月における月間決まって支給する現金給与額は19万474円（前年比0.8％増）となっている。男女別にみると、男性が25万5403円（前年同水準）、女性が13万8714円（前年比0.1％減）となっている。

主な産業別の賃金をみると、建設業24万9483円（前年比0.9％増）、製造業20万8190円（同0.2％減）、卸売業，小売業19万3008円（同3.7％増）、宿泊業，飲食サービス業10万7228円（同0.2％増）などとなっている。

次に、労働時間についてみると、25年７月の出勤日数は20.7日で、前年より0.1日増加した。これは、規模５人以上の事業所と比べると1.2日多い。また、通常日１日の実労働時間は7.1時間で、前年と同水準となった。男女別では、男性が7.8時間、女性が6.5時間となっている。