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25年の実質賃金は前年比0.5%減で2年連続の減少

~厚生労働省調べ~

厚生労働省は、「毎月勤労統計調査」の平成25年分結果速報をまとめた。それによると、平均月間現金給与総額は前年(31万4236円)と同水準の31万4150円となった。現金給与総額のうち、決まって支給する給与は前年比0.4%減の26万435円、このうち所定内が同0.6%減の24万1338円、所定外が同1.8%増の1万9097円、特別に支払われた給与が同2.1%増の5万3715円となっている。また、実質賃金は前年比0.5%減となり、2年連続して減少した。

次に、労働時間についてみると、平均月間総実労働時間は前年比1.0%減の145.5時間で、2年ぶりの減少となった。このうち所定内が前年比1.3%減の134.9時間、所定外が同2.3%増の10.6時間となっている。年間総実労働時間(年平均の月間総実労働時間を12倍して小数点以下第1位を四捨五入)は前年より19時間減少して1746時間となっている。