業界挙げての賃金底上げの取組み対する助成金の受付を開始

～厚労省・26年度分の締め切りは３月20日～

厚生労働省は、最低賃金引上げの影響が大きい業種の賃金底上げのための取組みを支援する「中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金」（業種別中小企業団体助成金）の平成26年度の受付を開始した。

同助成金は、最低賃金引上げにより大きな影響を受ける業種の全国規模の事業主団体が、業界全体として賃金底上げを図るため、生産性向上のための取組み、販路拡大のための市場調査、価格転嫁への理解促進のための取組み等を行う場合に、その経費を助成するもの。

助成の対象となる経費の範囲は、会議の開催費、ポスター・パンフレット等の作成の費用、マーケティング等調査費、試作・開発に必要な原材料費・機器・設備類の購入費ーーなど幅広い。なお、助成額の上限は2000万円となっている。詳しくは、同省労働基準局労働条件政策課賃金時間室（電話：03-5253-1111 内線5533）まで問合せを。