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一般労働者の賃金は前年比0.7%減の29万5700円

~平成25年賃金構造基本統計調査結果~

厚生労働省は、平成25年「賃金構造基本統計調査(全国)」の結果をまとめた。調査は、平成25年6月分の所定内給与について調べたもので、今回まとめられたのは、常用労働者10人以上規模の約5万事業所について。

調査結果によると、一般労働者(短時間労働者以外の労働者)の男女計の賃金額は29万5700円(前年29万7700円)、男女別では、男性32万6000円(同32万9000円)、女性23万2600円(同23万3100円)となっている。対前年増減率は、男女計が0.7%減、男性が0.9%減、女性が0.2%減となっている。

学歴別に賃金がピークとなる年齢階級をみると、男性はどの学歴も50~54歳が最も高く、大学・大学院卒52万7800円、高専・短大卒38万9600円、高校卒34万4800円、一方、女性は大学・大学院卒が50~54歳で39万1100円、高専・短大卒が55~59歳で27万9300円、高校卒が45~49歳で21万5900円となっている。

企業規模別の賃金をみると、男性は大企業(常用労働者1000人以上)37万8600円、中企業(同100~999人)30万9400円、小企業(同10~99人)28万5700円、女性は大企業25万9400円、中企業22万9700円、小企業21万1900円となっている。