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平成24年1月~11月の死亡災害発生状況

~前年同期比8.8%増加~

厚生労働省が平成24年12月7日現在でまとめた平成24年1月~11月に発生した労働災害による死亡者数(速報値)は、全産業で919人となっており、前年同期(東日本大震災を直接の原因とする死亡災害を除いた速報値)と比べ74人(8.8%)増加している。

業種別にみた死亡者数では、最も多いのは建設業の329人(全体の35.8%)、次いで、製造業171人(同18.6%)、陸上貨物運送業114人(同12.4%)などの順となっている。また、「その他の業種」(253人)の中では、商業が88人(「その他の業種」の中の34.8%)、清掃・と畜業が41人(同16.2%)で比較的多くなっている。

平成24年における死亡災害発生状況(速報値)(平成24年12月7日現在)
業種 平成24年(1月~11月) 平成23年(1月~11月) 対23年比較
死亡者数(人) 構成比(%) 死亡者数(人) 構成比(%) 増減数(人) 増減率(%)
全産業 919 100.0 845 100.0 74 8.8
製造業 171 18.6 156 18.5 15 9.6
鉱業 5 0.5 10 1.2 -5 -50.0
建設業 329 35.8 285 33.7 44 15.4
交通運輸業 11 1.2 15 1.8 -4 -26.7
陸上貨物運送業 114 12.4 103 12.2 11 10.7
港湾荷役業 5 0.5 8 0.9 -3 -37.5
林業 31 3.4 32 3.8 -1 -3.1
その他 253 27.5 236 27.9 17 7.2

※平成23年の数値は東日本大震災を直接の原因とする死亡災害1057名を除いている。