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一般求職者給付の額は前年度比5.9%減の1兆402億円

~23年度の雇用保険事業概要~

厚生労働省は、平成23年度の雇用保険事業概要をまとめた。

まず、適用面についてみると、23年度末の適用事業所数は204万7000ヵ所で対前年同期比0.7%増、被保険者数は3857万6000人で同0.9%増となっている。

次に、給付面についてみると、一般求職者給付は、受給資格決定件数が193万2000人(年度計)で対前年度比1.6%増、初回受給者数が164万3000人(年度計)で同0.3%減、受給者実人員が62万5000人(個別延長給付等を含めた受給者実人員は年度計で70万3000人)で同4.4%減となっている。そして、給付額は1兆402億円で前年度と比べて5.9%減となり、2年連続して減少した。

また、高年齢雇用継続給付(高年齢求職者給付金)は、受給者数が15万9000人(年度計)で対前年度比7.4%増、給付額が329億円で同6.0%増となっている。特例求職者給付(特例一時金)は、受給者数が14万1000人(年度計)で対前年度比11.0%減、給付額が268億円で同10.2%減となっている。