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技能検定職種から木工機械整備を削除

~改正政令が2月14日公布・施行される~

技能検定を行う職種から、「木工機械整備」を削除することを内容とした「職業能力開発促進法施行令の一部を改正する政令」(政令第34号)が2月14日公布され、同日から施行された。

技能検定制度は、職業能力開発促進法に基づき、労働者の有する技能の程度を検定し、これを国が公証する制度。検定を行う職種については、時代のニーズに合ったものとなるよう、職種・作業の新設、統廃合、試験基準の見直しなどが毎年行われている。

技能検定の職種から除かれた「木工機械整備」は、木工加工に用いる木工のこ盤、かんな盤、ルータなど木工機械の整備、修理、保守点検等を行う職種。平成18年度から23年度までの6年間の年間平均受検申請者数は24人と少なく、技能検定職種の統廃合等の対象となる基準(過去6年間の年間平均受検申請者数100人以下など)に該当していた。

なお、木工機械整備が廃止されたことにより、技能検定実施職種は128職種となった。