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平成24年1月~12月の死亡災害発生状況

~前年同期比6.7%増加~

厚生労働省が平成25年2月7日現在でまとめた平成24年1月~12月に発生した労働災害による死亡者数(速報値)は、全産業で1046人となっており、前年同期(東日本大震災を直接の原因とする死亡災害を除いた速報値)と比べ66人(6.7%)増加している。

業種別にみた死亡者数では、最も多いのは建設業の362人(全体の34.6%)、次いで、製造業188人(同18.0%)、陸上貨物運送業129人(同12.3%)などの順となっている。また、「その他の業種」(309人)の中では、商業が110人(「その他の業種」の中の35.6%)、清掃・と畜業が45人(同14.6%)で比較的多くなっている。

平成24年における死亡災害発生状況(速報値)(平成25年2月7日現在)

業種 平成24年(1月~12月) 平成23年(1月~12月) 対23年比較
死亡者数(人) 構成比(%) 死亡者数(人) 構成比(%) 増減数(人) 増減率(%)
全産業 1,046 100.0 980 100.0 66 6.7
製造業 188 18.0 175 17.9 13 7.4
鉱業 5 0.5 11 1.1 -6 -54.5
建設業 362 34.6 333 34.0 29 8.7
交通運輸業 12 1.1 15 1.5 -3 -20.0
陸上貨物運送業 129 12.3 123 12.6 6 4.9
港湾荷役業 5 0.5 9 0.9 -4 -44.4
林業 36 3.4 37 3.8 -1 -2.7
その他 309 29.5 277 28.3 32 11.6

※平成23年の数値は東日本大震災を直接の原因とする死亡災害1273名を除いている。