25年４月～６月の労災保険給付の支払状況

～前年同期比0.9％減の2177億円～

厚生労働省は、平成25年度の労災保険事業の保険給付支払状況をまとめた（25年６月末現在。速報値）。それによると、25年４月～６月における保険給付支払額は2176億8422万円となっており、前年同期と比べて0.9％減少している。

保険給付支払額を給付種類別にみると、最も多いのは年金等給付の1242億4271万円（全体の57.1％）、次いで、療養補償給付558 億6010万円（同25.7％）、休業補償給付257億3622万円（同11.8％）、障害補償一時金78億3030万円（同3.6％）などの順となって いる。

また、業種別にみた保険給付支払額では、最も多いのは建設事業の660億291万円（全体の30.3％）、次いで、その他の事業557億 2191万円（同25.6％）、製造業556億4845万円（同25.6％）の順となっており、これら３業種で全体の８割以上を占めている。