労働保険関係手続のオンライン申請で年２万円節約に

～厚労省・「電子政府利用促進週間」で呼びかけ～

10月28日から11月３日は「電子政府利用促進週間」。政府ではこの間、インターネットを活用したオンライン申請の一層の利用促進を図るための普及啓発活動を重点的に展開することとしている。

厚生労働省では、社会保険・労働保険関係の手続をオンライン申請で行うことにより、「行政機関に出向く移動時間やコストが削減できる」、「申請書類の作成が簡単で、事務効率が向上する」などのメリットがあるとして、利用を呼びかけている。

同省によれば、オンライン申請により期待できる削減コストは、労働基準監督署や年金事務所に出かける往復交通費（年６回）、移動時間等の時間当たり給与など合わせると１年間１万5000円から２万円程度と試算している。